高倉健、その愛。
11月10日は健さんの命日
初めて高倉健という俳優を意識したのは【野性の証明】という映画
当時小学生
そこで初めて、無口で、耐えに耐え、最後は自分の信念を貫いて命をかけるという高倉健の姿を見て
子供ながらに『これが私の生きる道』と思った笑
そして【八甲田山】
【幸せの黄色いハンカチ】
もうのめり込むしかないでしょう
とどめは
高校生の時にテレビで観た
【動乱】
2・26事件が題材のこの映画は、正直自分のその後の人生観に一番影響を与えた作品
先日NHKで吉永小百合さんに密着の番組があり、その中で吉永小百合さんが映画界への復帰を決意した作品だという話があった
この映画には数多くのセリフの無い2人のシーンがあるが、本当に言葉なんか要らない世界があって心打たれまくりの映画だった
最後に
健さんの映画で必ず同じシーンで泣いてしまう映画がある
【遥かなる山の呼び声】
倍賞千恵子との共演のこの映画
ラストシーンで健さんが網走刑務所に護送されるため刑事と汽車に乗るんだけど、倍賞千恵子が乗ってきて健さんに聞こえるように『ずっと待ってるから』的な事を言うと、健さんが下を向いて涙ぐむシーン・・・
思い出しただけで泣く・・・
健さんが泣くと自分も泣く
【高倉健 その愛】
この本の著者は健さんの晩年を共に生活した女性
世間ではいろいろ書かれているが
私生活での健さんの素顔を垣間見ることができて素直に嬉しい
コーヒー屋になった時のたった一つの願い事は『健さんにコーヒーを飲んでもらうこと』だった
もう叶わぬこと
合掌
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