親はいつも勝手なものだ
僕の育った家庭環境はアブノーマルなため
とにかく1日でも早く家を出て自立したい一心で高校を出ると自衛隊に入った
17年勤めた自衛隊を辞めて、故郷の会社に転職のために帰ったら
『男が一度勤めた仕事を辞めて戻ってくるなんてみっともない。近所の人になんて言われるか分からんから家の周りに近づくな。』
仕舞いには親戚に話すのも面倒だから妹の結婚式にも出させてもらえず涙
親のその気持ちも分からなくはないので
これ以上親に迷惑かけれないと思い、地元に戻ったことは同級生にすら黙って身を潜めていた
その会社も日本航空が倒産したため、まさかの倒産
プー太郎になった僕を拾ってくれたのが天草エアライン
で、現在に至るわけだけれど
親の予言どおりのローリングストーン人生だ
現在親は年老いて日々の生活自体が大変になってきており
そうなると今度は
『こっちに帰ってこれないのか?』
と曰う!
(貴方は17年前になんて言いましたか?)
と、言いたい気持ちを押さえるのがやっと・・・
言ったところで、すでに物忘れがかなり進んでいる親の記憶からは消えていることだろうから
この世に生まれてこれたのは親のおかげ
結局のところ親子のつながりは死ぬまで切れない運命で
子が親の勝手に振り回されるのも運命なのだろう
ただ
親に言わせたら
お前に振り回された人生だった
となるのかもしれないな
因果応報
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