腕時計を捨てた日
『イージーライダー』の冒頭で、ピーターフォンダが腕時計を投げ捨てるシーン
【自由】への旅立ちを象徴する行為に感じられる
(結末はビックリするけど)
ただ、その自由を手に入れたいために腕時計を捨てたわけじゃない
腕時計を捨てたのは自衛隊を辞めた2003年
小型機はエンジン整備の時、とにかく狭い隙間に手を入れたり、関節がもう一つ二つ必要なくらいに入り組んだ作業が多い
そんな時に腕時計なんかしてたら大変だし、いちいち外すのも面倒くさい
(ちなみに結婚指輪も怪我するし機体を傷つけるのでしない)
そもそもアクセサリー含め、身体にジャラジャラつけるのが嫌いなので早速外した
サーフィンの大会の時も腕時計はした事なく、残り時間はビーチフラグ見たらわかるし笑
あれから20年
腕時計による時間の確認という意義は、本当に無意味な世の中になった
片時も離さないスマホの画面にデカデカと時間が表示されてるし
今や腕時計の存在意義は
自分を飾るための、趣味嗜好を表現するための、あるいは裕福さを示すためのアクセサリーの一つ
多分この先も腕時計とは縁の無い人生を送ると思う
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