地方飲食店の憂鬱と苦悩

新型コロナウイルス
地方の田舎町で夫婦で小さなコーヒー屋を営む私達も
この世界規模の戦いに飲み込まれようとしている

今日(2020.04.08)までに私達が行ったコロナへの対応は

第一段階(2020.04.02):店内の換気を良くして、客席を離し、店員はマスクをし、さらには入店制限(同時に2組まで、さらには1組2名まで)をした
第二段階(2020.04.04):店内飲食は中止して、お持ち帰りのみの対応にした

そして今日、二人で話し合った結果として「週末(土日)の営業休止」を決めた


その理由として

1.緊急事態宣言が出されたこと(熊本県は適用地域外であるが)
2.今週末から都市部からの観光客がさらに急増することが予想されるから

ここ天草の現状として、コロナ騒動が話題になってから明らかに都市部からの観光客が増え、特に週末に至ってはその傾向が顕著になってきた

緊急事態宣言が出された地域の人々が週末に都市を脱出して田舎へ向かう(ドライブ等)ことは明らかだ

決して都市部の人を差別視しているわけではなく、そうした人たち(こういう状況でも出て回る人たち)は当事者意識が低い人たちであり、より感染の可能性が高く、危険要素を多く持っているといえる

そういう人たちがドライブの途中で店に立ち寄り何らかの接触があることで、私たちや天草のお客様、さらには付近の住民まで影響を及ぼすことは避けたい・・・


おそらく全ての飲食店経営者の葛藤は

  1. 「店を開けるとお客様が来る(もしかしたらいつもの週末より多いかもしれない)」
  2. 「売上が期待できる」
  3. 「いつものお客様に(開いててよかった)という安心と癒しの場所を与えることができる」
  4. 「売上で支払いや次の仕入れができる」

といったメリットと

  1. 「不特定多数のお客様と対峙するので感染の危険が大きい」
  2. 「ご来店されたお客様への感染の危険も大きい」
  3. 「他県ナンバーの車が入ってくることに対する付近住民の不安が大きい」
  4. 「自分の店で感染者が出た場合は今後の店の存続が限りなく困難になる」

といったデメリットがある

自分たちとお客様と地域の安全を第一優先に考えた場合の結論はシンプルで

「店を閉めればよい」

店を閉めたらお客様は来るはずはなく、感染の不安からかなりの部分で解放される

ところがである

「収入が無くなる」

という大きな不安が残るわけだ

(これからどうやって生活するの?)

重い問題だ・・・

この板挟みの苦悩で、よく眠れない夜が続いた

正直店を開けるのが憂鬱で仕方ない

本来、癒しを提供しなければならないはずのコーヒー屋が

お客様の来店に怯え、除菌殺菌にあけくれ、顔にはマスク、口を開けば「とんでもない世の中ですねぇ・・・」

ダメでしょ

  • (そんな気持ちでお客様迎えてまでお金稼がなきゃならないのか?)
  • (いや、それはキレイごとで、生活のためにはそれくらいのこと我慢しなきゃ)

心の中の葛藤

これこそが緊急事態宣言適用外の地方飲食店が直面している現状じゃないだろうか


緊急事態宣言には強制力はない

とはいえ今の時代における最高レベルの自粛要請を伴っている

これを重く受け止め、これ以上感染を広める原因のひとつに自分の店がならないために

経営者として日本のために何ができるのか?

楽園珈琲の第三段階

「今週末は休業いたします」

そして次の段階は、完全休業です






rakuencoffee

天草市五和町城河原1丁目99-1 OPEN 12:00〜17:00 定休日 毎週火曜日、水曜日

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